世界対応の教育のための素材や環境を提供します。
教育のシステムは、幼児向けから企業人向けまでのすべての範囲において今後ますます急速な変貌を遂げます。人と人との接触による伝統的な教育は今後も重要視される一方で、電子機器が教科書やマニュアルになり、指導者は動画や音声をはじめとする様々な媒体を駆使することが当たり前になります。
また、最新の脳科学の成果が反映されて、テストの形式には、参加者同士の対戦ゲームや、ソーシャルネットワークのような環境下でのやりとりも含まれるようになります。
変化は、学校教育の現場よりも先に、企業内で目立つようになります。知識を提供し、その浸透や仕事への活用を促せるシステムと、その成果を把握できるシステムは、国際化、多様化するビジネスの競争力確保のために非常に重要なツールとなり、管理部門の合理化と活性化を同時にもたらすからです。
個人のレベルでも、これからの「教育」は形を変えていきます。すでにオンラインラーニングはIT系の技術を習得するための場として有力なものになっていますし、大学の講義や語学のレッスンの多くも電子化されてきています。伝統的なクラスルームでの学習が勝る要素も重要視されてゆくものと信じていますが、いつでもどこでも学習できる環境、都会と同じ水準、さらには国外と同じ水準の情報に触れられる環境が学習者にもたらすメリットもますます評価されるようになると考えています。